第6回 ガラスの棚を作る方法・DIY手順
店舗のディスプレーやキッチンの小物置き、お部屋のディスプレー棚など、ガラスの棚板を使ったガラスの棚を作りたいという方がたくさんいらっしゃいます。ここではお店(雑貨屋さん)のディスプレーのようなガラス棚の作り方を紹介します。
ガラス棚の作り方 4つの方法
方法① 支柱と棚受け(ブラケット)を使ったガラス棚の作り方
ガラス棚DIYの 難易度 |
★★☆☆☆ 簡単 |
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お店(雑貨屋さん)にあるようなディスプレーのガラス棚の作り方をご紹介いたします。
ガラス棚を作るのに使う道具
壁にガラス棚を作る流れ
- ガラス棚を取り付ける位置を決める
- 壁に支柱をビス止めする
- 壁に棚受け(ブラケット)をセットする
- ガラス棚板をブラケットの上にのせる
- ガラスの棚の取り付け完了
1. ガラス棚を取り付ける位置を決める
壁を叩いて音を聞き分け下地を探します。大体見当がついたら下地探しで確認して、取り付け位置を決めます。
2. 壁に支柱をビス止めする
棚の支柱を取り付ける位置に印を付け、支柱をビス止めします。
3. 壁に棚受け(ブラケット)をセットする
棚受けをセットして、外れないようにロックを掛けます。
4. ガラス棚板をブラケットの上にのせる
ガラス棚板を棚受けの上にのせます。ゴム付きのガラス用の棚受けは傷防止や滑り止め防止の効果があります。
5. ガラスの棚の取り付け完了
ガラス棚取り付け完了です!
壁にガラス棚を作るときのポイント
ガラス棚を作る場合にとても重要なことがあります。それは、ガラス購入前に下地をチェックすることです。 下地をチェックしないで理想の幅のガラス棚板を注文しても、下地のピッチ(間隔)によって、支柱の取り付けの位置が異なります。
支柱の取り付け位置が決まらないと、ガラスの幅が決まりませんので、必ずガラスを注文する前に下地の間隔をチェックするようにして下さい。
ガラス棚を作るのに使った商品
方法② ダボを使ったガラス棚の作り方
ダボを使ったガラス棚DIYの 難易度 |
★★☆☆☆ 簡単 |
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木製の壁や本棚にガラスの棚板を使って棚を作る場合は、ダボを使います。また、ガラスの棚用のダボもありますので、ガラスのみでガラス棚を作ることも可能です。
ガラス棚を作る流れ
- ダボ用の下穴をあける
- メスネジ(埋込ネジ)を取り付ける
- ダボを取り付けてガラスをのせて完成
1. ダボ用の下穴をあける
8.5ミリのドリルで下穴を開け、ダボを取り付けるためのメスネジ (埋込ネジ) を取り付けます。
2. メスネジ(埋込ネジ)を取り付ける
ゴムハンマーやドライバーの柄を使用して、開けた穴に押し込みます。
3. ダボを取り付けてガラスをのせて完成
4箇所にダボを取り付け、ガラスの棚板をのせれば取り付け完了です!
ガラス棚を作るときのポイント
下穴は必ず8.5ミリのドリルをご使用ください。8.5ミリ以上ですと、埋込みネジが回転してしまいます。また8.5ミリより小さいと、埋込みネジは穴に入りません。必ず8.5ミリドリルをお使いください。
写真のようにガラス棚に使う場合は8ミリの穴をお開けください。
穴の開いたガラスを姉妹店の「オーダーガラス板.COM」で注文することも出来ます。
ガラス棚を作るのに使った商品
方法③ ガラスシェルフ(レールタイプ)の取り付け方
ガラスシェルフ取付けの 難易度 |
★★☆☆☆ 簡単 |
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今回は、レール式の金物を使った、ガラスシェルフの壁への取付け方を紹介したいと思います。「ガラスシェルフ(レールタイプ)」は、シンプルでデザイン性が高く、人気のある商品です。
ガラス棚を作るのに使う道具
ガラス棚を作る流れ
- ガラス棚を取り付ける位置に印をつける
- 下地を探す
- レールをビス止めする
- シェルフ本体をレールに差し込む
- ガラスシェルフの完成
1. ガラス棚を取り付ける位置に印をつける
ガラス棚とレールのセットを使用して取り付けを行います。はじめにレールを取付ける位置に印を付けましょう。
2. 下地を探す
下地探しなどで、印の位置に下地があるかを確認します。下地の無い場合には、アンカーを取り付けるためのアンカー用の穴を開けます(φ4.5ミリ~φ5ミリ)。
3. レールをビス止めする
商品に付属しているアンカーをハンマー等で打ち込みます。その後レールを壁にビス止めします。
4. シェルフ本体をレールに差し込む
シェルフ本体をレールに差し込みます。レールのツメに掛かるように差し込んでください。
5. ガラスシェルフの完成
ガラスシェルフの完成です!
ガラスシェルフ(レールタイプ)を取り付けるときのポイント
壁の下地の無いところには、付属のアンカーを使用して、ビスの効きを良くしましょう。 アンカーを打つには下穴(φ4.5ミリ〜φ5ミリ)を開ける必要があります。
ガラス棚を作るのに使った商品
方法④ ガラスシェルフ受け プレーンを使った取り付け方
ガラス棚DIYの 難易度 |
★★☆☆☆ 簡単 |
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今回は、「ガラスシェルフ受け プレーン」を使い、 単独のガラス棚(ガラスシェルフ)の作り方を紹介したいと思います。キッチンの調味料棚や小物を置くための棚として人気があります。
ガラス棚を作るのに使う道具
ガラス棚を作る流れ
- 下地を探す
- ブラケットをビス止めする
- ガラス棚板を設置する
- ガラスシェルフの取り付け完了
1. 下地を探す
ガラスシェルフ受けを取り付けたい位置を決め、下地探しなどで、壁の下地を確認します。
2. ブラケットをビス止めする
ブラケットをビス止めします。ガラス棚の幅に合わせて2箇所に取り付けてください。
3. ガラス棚板を設置する
ガラスの棚板をブラケットに差し込み、固定ビスを六角レンチで締めて固定します。
4. ガラスシェルフの取り付け完了
ガラスシェルフの完成です!
ガラス棚を作るときのポイント
ガラスシェルフのガラス板は姉妹店の「オーダーガラス板.COM」にてお好きなサイズで注文することが出来ます。取り付ける場所に合わせたサイズでのガラスシェルフを作れるのでよくご利用いただいています。