下地のない壁でも安心!取り付け簡単「トグラーアンカー」
みなさんのご自宅の壁はどんな壁ですか?多くの住宅が石膏ボードでできた壁ではないでしょうか。壁にフックや棚を取り付けたいけれど、ビスがゆるくなって抜けてしまう…とお悩みの方も多いと思います。石膏ボードは中が空洞になっているため、ネジや釘を支えることができません。そのため、石膏ボードにビスを打つと壁がボロボロと崩れてきて、ビスが抜けてしまいます。
石膏用のアンカーには種類が幾つかありますが、今回は「トグラーアンカー」を使用したビス止め方法をご紹介します。トグラーアンカーの取り付けは簡単で、耐荷重は1個当たり約50kgとなっています。安心して使用いただけるのでオススメですよ。
トグラーアンカー取り付け方法
トグラーアンカーの取り付け方は、壁に穴を開けてアンカーを差し込むだけと簡単です。特別な道具も必要ないので、女性の方でも簡単に取り付けることができますよ。
動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください!
手順
- アンカー用の穴を開ける
- 壁にアンカーを打ち込む
- 赤ピンをさす
- ビスを打つ
1. アンカー用の穴を開ける
石膏ボードにアンカー用の穴を開けます。アンカーが差し込める直径8ミリほどを目安に穴を開けてください。(大きな穴を開けるとアンカーが抜けやすくなり、小さな穴だとアンカーが打ちづらくなります)
この時電動ドリルがご自宅にない方は、ドライバーを使用して穴を開けて下さい。石膏ボードは柔らかいため、簡単に穴が開きますよ。
2. 壁にアンカーを打ち込む
続いてトグラーアンカーを使用していきます。
アンカーのエッジ部分を折りたたんで壁の穴に押し込みます。
先ほど開けた下穴にハンマーなどでアンカーを打ち込みましょう。壁とフラットになるまで押し込んでくださいね。
ハンマーがご自宅にない場合はドライバーの裏などで打ち込んでください。
3. 赤ピンを差し込む
最後に付属の赤ピンを使用してアンカーを固定します。このように、赤ピンをさすと壁の中でエッジが広がり固定されます。
ピンが止まるまでしっかり差し込んでください。壁の裏側では、アンカーの羽が開いて固定されています。これでトグラーアンカーの取り付けは完了です。
4. ビスを打つ
取り付けたトグラーアンカーの上からビスを打ってください。トグラーアンカーを使用することで、下地のない壁にもビスを打つことができるようになります。
石膏ボードには必ずアンカーが必要?
壁が石膏ボードでも、内側に下地がある場合はトグラーアンカーは不要です。金具などの取り付け位置が決まっている場合は、下地の有無の確認を行ってください。
下地探しには、針を刺すタイプとセンサーで確認するタイプをご用意しております。気になる方は、ご覧ください!
下地探し(センサータイプ)
壁に穴を開けずに下地を探知することができる「センサータイプ」となっています。下地を見つけると、ピー音と共に赤いランプで知らせてくれます。
下地探し(ピンタイプ)
壁に直接細い針を差し込んで下地を探す「ピンタイプ」。壁厚は35mmまで対応しています。
鏡の取り付け方法についてお気軽にご連絡ください!
いかがでしたでしょうか。今回は、トグラーアンカーの取り付け方法について紹介しました。トグラーアンカーを使用することで、下地のない壁面でも安心して鏡を設置することができます。「鏡を取り付けたい位置に下地がない」とお悩みの方はお気軽にご相談ください。